| 高校生記者 | 2009年04月19日 13:58 |
大会3日目の4月18日、国立代々木競技場第1体育館は、
9525人の観客で埋め尽くされた。
競技種目は、ペア(フリー)、女子シングル(フリー)の2種目だ。
なかでも注目された女子シングルでは、浅田選手がこの日も最高点で圧勝。
自身初となる200点超えを達成した。
一方、安藤美姫選手は、直前の練習で転倒。肩を傷めるトラブル。
それでも頑張ったが、順位は3位から5位に後退した。
■浅田選手に観客席から沢山の「プレゼント」
女子シングル・フリーの主な出場選手は、
浅田真央(日本)、安藤美姫(日本)、レイチェル・フラット(アメリカ)、
ジョアニー・ロシェット(カナダ)など計12人。
中でもショートプログラムで上位を占めていた
安藤選手、浅田選手、ジョアニー・ロシェット選手の3人だ。
しかし、最後まで分からないのがこの試合の特徴。今シーズン最後の試合だけあり、
グウェンドリーヌ・ディディエ選手を始めとする多くの選手がシーズン・ベストを更新。
自分の納得いく演技ができた選手は、ガッツ・ポーズをする様子が見られた。
日本代表の浅田真央選手は、
大きく手を挙げて観客の声援に応えた。
観客は、選手がジャンプを決める度に拍手がおきて会場は最高に盛り上がった。
そんな女子シングル・フリーの結果は、
3位のキャロライン・ジャン選手(アメリカ)が 157.16でシーズンベストを更新。
2位がジョアニー・ロシェット(カナダ)選手で182.16点。
そして日本のエース浅田真央選手が201.87で第1位となった。
この点数に観客は、スタンデイング・オべーションで応え、
観客席からは沢山のプレゼントが降ってきた。(大橋亜衣)
■ 記者レポート1:凄かった各国チームの選手への応援 >
第3日目の18日はペアーのフリーと女子シングルのフリーが行われた。
我々も記者として選手の演技を見て、メモを書いたり、写真を撮ったりと動き回っていた。
今回は「国別対抗戦」という団体戦のため、選手を応援する席がある。
日本チームを含めて、各国チームのここでの応援は凄かった。
テレビ等でも報道されていると思うのだが、ナマで見るとこの応援に興奮した。
例えば、アメリカチームは選手それぞれが持参したらしい「星条旗の柄のハット」などの応援グッズを使って、
演技している選手を応援。この日は、日本チームも「ひょっとこ」のお面やら日の丸の書かれた扇子、
ハチマキを持って応援していた。その選手の姿を見て観客はもちろん記者も楽しめた。
真剣な演技の一方で、こうした楽しさが、この3日間印象に残っている。
(福吉恵理)
■記者レポート2:浅田真央選手「大学進学で気分転換できた」
こうした大会では記者が選手から、
直接、話を聞くことができる場として「ミックスゾーン」がある。
本校新聞部も、このミックスゾーンで記者の方が
いろいろな選手へのインタビューしている様子を聞いていた。
この日は、浅田真央選手のお話を伺った。浅田選手は今シーズンを振り返って「良かった」という。
さらに2010年のバンクーバー・オリンピックに向けて、
「この試合もいい演技で締めくくれたので、来シーズンも頑張ろうと思った」。
また「今大会に出て自分もリラックスできた」という。
「今シーズンで頑張れた成果を100点中で表したら?」という質問では、「95点」。
マイナスした5点分については、
前月の世界選手権で充分演技できなかったから・・・」などと答えていた。
このインタビュー中、司会の方のご配慮で、
本校新聞部として浅田選手に直接質問をする機会を作っていただいた。
我々が質問したのは、「高校を卒業して大学に入学したことで、心身面で何か変化はありましたか」と言う点だった。
浅田選手は「大学に入学する前は、試合の結果に納得行かず気持ちの面で行き詰まっていたが、
大学の入学式に出て、また授業を受けるなかで、自分の気持ちを変え、気分転換にもなった」
と一つ一つ考えながら、丁寧に答えていただいた。
最後に、浅田選手と握手することができた。
とてもうれしく、今回の取材のなかで、一生忘れられない思い出になりそうだ。(市山真也)




