大会3日目の4月18日、国立代々木競技場第1体育館は、
9525人の観客で埋め尽くされた。
競技種目は、ペア(フリー)、女子シングル(フリー)の2種目だ。
なかでも注目された女子シングルでは、浅田選手がこの日も最高点で圧勝。
自身初となる200点超えを達成した。
一方、安藤美姫選手は、直前の練習で転倒。肩を傷めるトラブル。
それでも頑張ったが、順位は3位から5位に後退した。

■浅田選手に観客席から沢山の「プレゼント」

女子シングル・フリーの主な出場選手は、
浅田真央(日本)、安藤美姫(日本)、レイチェル・フラット(アメリカ)、
ジョアニー・ロシェット(カナダ)など計12人。
中でもショートプログラムで上位を占めていた
安藤選手、浅田選手、ジョアニー・ロシェット選手の3人だ。
しかし、最後まで分からないのがこの試合の特徴。今シーズン最後の試合だけあり、
グウェンドリーヌ・ディディエ選手を始めとする多くの選手がシーズン・ベストを更新。
自分の納得いく演技ができた選手は、ガッツ・ポーズをする様子が見られた。
日本代表の浅田真央選手は、
大きく手を挙げて観客の声援に応えた。
観客は、選手がジャンプを決める度に拍手がおきて会場は最高に盛り上がった。
そんな女子シングル・フリーの結果は、
3位のキャロライン・ジャン選手(アメリカ)が 157.16でシーズンベストを更新。
2位がジョアニー・ロシェット(カナダ)選手で182.16点。
そして日本のエース浅田真央選手が201.87で第1位となった。
この点数に観客は、スタンデイング・オべーションで応え、
観客席からは沢山のプレゼントが降ってきた。(大橋亜衣)

■ 記者レポート1:凄かった各国チームの選手への応援 >

第3日目の18日はペアーのフリーと女子シングルのフリーが行われた。
我々も記者として選手の演技を見て、メモを書いたり、写真を撮ったりと動き回っていた。
今回は「国別対抗戦」という団体戦のため、選手を応援する席がある。
日本チームを含めて、各国チームのここでの応援は凄かった。
テレビ等でも報道されていると思うのだが、ナマで見るとこの応援に興奮した。
例えば、アメリカチームは選手それぞれが持参したらしい「星条旗の柄のハット」などの応援グッズを使って、
演技している選手を応援。この日は、日本チームも「ひょっとこ」のお面やら日の丸の書かれた扇子、
ハチマキを持って応援していた。その選手の姿を見て観客はもちろん記者も楽しめた。
真剣な演技の一方で、こうした楽しさが、この3日間印象に残っている。
(福吉恵理)

■記者レポート2:浅田真央選手「大学進学で気分転換できた」

こうした大会では記者が選手から、
直接、話を聞くことができる場として「ミックスゾーン」がある。
本校新聞部も、このミックスゾーンで記者の方が
いろいろな選手へのインタビューしている様子を聞いていた。
この日は、浅田真央選手のお話を伺った。浅田選手は今シーズンを振り返って「良かった」という。
さらに2010年のバンクーバー・オリンピックに向けて、
「この試合もいい演技で締めくくれたので、来シーズンも頑張ろうと思った」。
また「今大会に出て自分もリラックスできた」という。
「今シーズンで頑張れた成果を100点中で表したら?」という質問では、「95点」。
マイナスした5点分については、
前月の世界選手権で充分演技できなかったから・・・」などと答えていた。
このインタビュー中、司会の方のご配慮で、
本校新聞部として浅田選手に直接質問をする機会を作っていただいた。
我々が質問したのは、「高校を卒業して大学に入学したことで、心身面で何か変化はありましたか」と言う点だった。
浅田選手は「大学に入学する前は、試合の結果に納得行かず気持ちの面で行き詰まっていたが、
大学の入学式に出て、また授業を受けるなかで、自分の気持ちを変え、気分転換にもなった」
と一つ一つ考えながら、丁寧に答えていただいた。
最後に、浅田選手と握手することができた。
とてもうれしく、今回の取材のなかで、一生忘れられない思い出になりそうだ。(市山真也)

 

 

渋谷区の国立代々木競技場第1体育館で開催されている
「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」の2日目。
競技種目はペア(ショート)、アイスダンス(フリー)、男子(フリー)の3種目だ。

■川口悠子選手の瞳に強さ
 ペア(ショート)に出場するのは、各国1チームずつで合計6ペア。
 中でも最終滑走者の張&張(中国)ペアの演技は素晴しかった。
 力強いステップとスパイラルシークエンスが曲想に合い、会場を魅了した。
 出場選手の中には、今年2月にロシア国籍を取得し、今シーズンを過ごした、
 川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)ペアがいる。
 ロシア国籍を取得したカワグチに対してアレクサンドル選手は、
 「一緒にロシア代表として出場できるのがうれしい」と話した。一方でカワグチ選手は、
 「国籍は違うけれど、スケートには関係ない。私たちは、ただベストを尽くすだけ」。
 カワグチ選手の瞳からは、強さが感じられた。
 ペア(ショート)の結果は、1位中国の張&張(得点70.42)でシーズンベストを更新した。
 2位はロシアの川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(65.08)ペア。
 3位は、アメリカのケイデイー・デニー&ジェレミー・バレットペア(56.58)となった。
 明日のフリーで正式な順位が決定する。(大橋亜衣)

■リード姉弟が健闘、自己ベストを更新
 アイスダンスは後半のフリープログラムが行われた。
 日本代表はキャシー・リード&クリス・リード選手。
 この二人は姉弟であり、キャシー選手が姉、クリス選手が弟だ。
 リード姉弟は母が日本人、父はアメリカ人で、アメリカで生まれた。
 2006年の全米ノビースで優勝した後、日本代表として競技に出場。
 いままでの成績では07年から日本の各大会に出場、
 全日本選手権では08~09年と2年連続1位を獲得している。
 しかし最近は、弟、クリス選手の膝の負傷でなかなか本来の演技ができず、
 09の四大陸選手権は直前に棄権した。
 今回の国別対抗戦での演技は好調のようだ。この日はシーズンベストを更新。
 42.80点を獲得した。
 記者の目から見ても、リード姉弟の滑りは素晴らしかった。(福吉恵理)

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■取材レポート1:フィギュアスケートは「スポーツ+芸術」
 正直な話、佐藤はフィギュアスケートにあまり関心がなかった。昨日までは・・・。
  やはり、ちゃんと生で観るのは違うと実感した。
 素人意見で恐縮だが、フィギュアスケートは「スポーツ」であるのだけれども、
 同時に「芸術」でもあるのだと感じた。
 多くの人が熱中する理由がなんとなくわかった気がする。
 また、個人的におもしろい思ったことは、各国代表の選手たちには
 その国々の国民性が表れているということだ。例えば演技に関しても、
 アメリカやフランスなど欧米諸国は、どこかダイナミックな演技が多かった。
 逆に日本や中国は、しなやかで華のある演技が多かった。
 また、今大会が国別対抗のチーム戦ということならではだが、カナダやフランスの選手達は、
 チームメイトが良い演技をしたときは歓声を上げたり、
 テレビに映るときに踊ったりポーズをとるなど、
 陽気な国民性がよく表れていた。
 (カメラ担当・佐藤秀光)

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■取材レポート2:国を超えて応援し、讃えあう姿に感動
 会場が盛り上がった時といえば、やはり男子のフリーだったのではないか。
 ブライアン・ジュベール(フランス)、エバン・ライサチェク(アメリカ)を始めとする
 トップスケーターたちのスケーテイングは目を見張るものだった。
 1位だったライサチェク選手は、
 「誰が勝ってもおかしくないスケーターたちが集まっている。」と話す。
 最後まで上位が見えない試合だったように思えた。
 記者が何よりも感動したのは国を超えて応援し、
 お互いを讃えあう姿は実に素晴しいものだった。(大橋亜衣)

■取材レポート3:ミックスゾーンは一生の思い出
 今大会では選手とメディアの方と直接インタビューができるミックスゾーンというのがある。
 意味は選手とメディアが接するという意味だ。ここでは、選手の競技が終わったら選手との
 会話のやりとりができる。つまり、身近に選手を見られるということだ。
 しかし、全員にインタビューができるとは限らない。
 一般記者と同様に本校が高校生記者としてのこの経験は一つの思い出になるだろう。
(福吉恵理)

■取材レポート4:
 今回の大会で私はリングサイトという所でカメラを撮った。
 その場所は抽選会対象で40名までしか、行けない場所である。
 さらに戦況を一番近くで撮影することができる場所でもある。
 記者は写真を撮っていたけど、周りの人はみんなプロのカメラマンが大勢いたから、
 すごく緊張した。
 だが、その人たちには写真の上手く撮る方法を丁寧にやさしく教えて頂いた。
 おかげで、躍動感溢れる写真を撮ることができた。
 プロのカメラマンに技術を教えてもらったり、
 普通では行くことのできない所で撮影できたので、
 その一つ一つの経験を今後の部活動に反映させたいと思った。
 (カメラ担当:市山真也)